水戸岡鋭治の「正しい」鉄道デザイン / 水戸岡鋭治
今日は、人気ユーチューバーの「スーツ」さんが、
動画の中で紹介されていた本について書いてみたい。
その本のタイトルは、
「水戸岡鋭治の「正しい」鉄道デザイン
―私はなぜ九州新幹線に金箔を貼ったのか?」
だ。
水戸岡先生のデザインに対する考え方が書かれた本なのだが、
この本の一番の読みどころは
「著作権には興味がありません」
という項である。
著作権にまつわるトラブルが多い世の中では有るが、
水戸岡先生のスタンスは実にすがすがしい。
詳しくは本書を読んで頂きたいのだが、
節度や敬意を持ちつつ、
先人達が作り上げてくれたものを進化させていけたら、
それはとても素晴らしいことだと思う。
インターネットの普及に伴い、
著作権についての考え方も多様化してきている。
マナーを守りつつ、コピペ文化を生きていきたいと思うが、
誰に許可の申請をしたらいいのか分からないことも多い。
この混沌は、まだまだ続きそうだ。